
大昔のエレベーター
世界ではじめてのエレベーターが作られたのは、紀元前200年頃のこと。たくさんの人がロープをひっぱって上げ下げするもので、発明家のアルキメデスによって作られました。

日本ではじめてのエレベーター
1842年に、茨城県の偕楽園という庭園にある好文亭に、日本で最初のエレベーターが作られました。食事などを運ぶための小さなもので、人の力で上げ下げしていました。
機械の力で動くエレベーターがはじめて作られたのは、アルキメデスのエレベーターから2000年以上もたった1835年。このエレベーターは電気ではなく、蒸気の力で動くものでした。今のような、電気で動くエレベーターが生まれるのは、さらに54年あとの1889年のことでした。
京都府下京区の中国料理店「東華菜館」のエレベーターが作られたのは、なんと1926年!今でも、元気に活躍しています。